ワーキングプアと資格

Posted under 問題点 by workingpoor on 金曜日 16 7月 2010

ワーキングプアとは一生懸命働いているにも関わらず賃金が低い状態です。
「賃金を上げるには相応の努力をすべき」と言う人がいますが、ワーキングプアの人が努力をしていないかといったら大間違い。
“一生懸命働いているにも関わらず”ワーキングプアになってしまう・・・
ワーキングプアの人は少しでも賃金を上げて生活を豊かにすべく、昼夜問わず働いているではありませんか。
昼はcti導入の説明をして、夜は小ロット印刷をして・・・
それを努力と言わずしてなんと言うのでしょう。

こう言うと、さらに次のように反論する人が出てくるでしょう。
「この場合は例えば資格を取るといったことを努力と言うのだ」・・・と。
確かに、何らかの資格を取ることが賃金を上げるために効果的な努力と言えるかもしれませんね。
では、ワーキングプアの人が資格取得に挑戦するとします。
資格試験を受けるためには勉強しなくてはなりませんね。
勉強するにはそのための時間を確保しなくてはなりません。
・・・いったいどこから?

ただでさえ昼夜休みなく働いているというのに、どう時間を捻出すれば良いのでしょう。
その仕事を休む、或いは辞めろと言うのですか。
その分の賃金がもらえなくなり、さらに生活が苦しくなるではないですか。
また、資格試験の受験料、テキスト代やセミナーの受講料といった勉強代もかかります。
賃金を減らして、さらに出費を増やすことになるではないですか。

資格さえあれば賃金が上がるかもしれない、そんなことはワーキングプアの皆さんもわかっていらっしゃることです。
しかし、それができないから困っていらっしゃるのです。
ワーキングプアは、そんな悪循環の中に生き続けているのです。

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